暗がりに咲いてるひまわり
YouTubeのミスチル公式アカウントで25周年記念ライブツアーでのhimawariが公開された。
https://www.youtube.com/watch?v=-W0IEVetBaQ&feature=share
この曲はもうすごい。もうそれ以外の表現が思いつかない。激しいようで優しさがあり、暗いようで希望が持てる。そこにはただのラブソングでは済まされない何かが潜んでいる。
この動画は熊本公演のものだが自分は日産スタジアムのライブに行った。生で見るパフォーマンスはまさに圧巻の一言であった。自分はカラオケであまりミスチルを歌わない。なぜなら他人に桜井さん以外の人間が歌うミスチルの曲の印象を与えたくないからだ。特にこのhimawariは桜井さんのパフォーマンスも重要な構成要素の一つとなっていてライブでものすごく映える。とりあえず公式さんありがとう。1日に1回は必ず見ると思う。
言葉の重さ
普段まわりの人間と会話をしていると違和感を感じることが度々ある。
例えばだ、自然が好きだということを言う者がいるが僕はいつも心の中ではてなを浮かべている。
おそらくこういう発言をする人間の大多数は綺麗な景色などが好きということを言いたいのだと思うがそれを包含している自然という言葉を使うとアマゾンなどの熱帯林や危険が満ちている山が好きなどと認識されてしまう可能性がある。(もちろんこのような人間もいるかもしないが)
人間がほかの人間とコミュニケーションを図る方法は二つしかない。言葉と文章だ。(パロールとエクリチュール)
これらを用いることで初めてお互いの考えていることを伝えることができる。もちろんこれらは人間が生み出したものであるので完璧なツールではない。(一つの言葉でも各個人の経験や解釈によって認識の差異が生まれるため)
他人はあなたが発した言葉でしかあなたの考えを推察できない。自分の発言には責任を持ち厳密性をきちんと保って会話すべきである。
日本一の星空
この前、日本で1番星空が綺麗だという長野県の阿智村に行ってきた。何でも日本で街灯の数が1番少ないらしく星が綺麗に見えるのだとか。ここ数年で有名になり観光に力を入れ始め天体観測専用のアミューズメント施設のようなものを建設したようだ。
さて、期待を胸にして現地に向かったわけだがいかんせん寒い!!雪国を舐めていた僕は終始震えていた。防寒対策はしっかりとしていくのが賢明だろう。
そして当日は生憎の曇り…時折雲のカーテンの隙間から星が顔を覗かせることもあるがそれも束の間。ガイドさんの解説も雲の後ろ側に隠れている星について話しているので実態が掴めない。まるで面と向かって話している人間の深層心理が分からないのと同じように。実際の現地の様子はこんなかんじ。
月が明るいと星がよく見えるので訪問する際は天気と月の周期をよく確認して行くことを推薦する。
国境を超えたらそこは雪国であった
世間一般では仕事が始まり忙しそうに街を歩く人々の姿が増えたが自分はまだ相変わらずにのんびりしている。
正月休みはほとんど数学はやらずに読書して過ごした。
新年が始まるというのは毎年中々実感が湧かないものだ。心も体もリフレッシュできたので心機一転頑張っていこう。
といっても今日と明日はお出かけするので休みはもう少し続きそうだ。
最近やったこと
•川端康成の雪国を読んだ。
•村上春樹の騎士団長殺しを読んだ。これで2回目だ。1回目にはなかった感想を持ったので後日書きたいと思う。
•放物型SPDEの軟解の存在と一意性の証明を理解した。
それでは今から雪国に出かけてくる。今年初の雪をお目にかかることができそうだ。
君たちはどう生きるか〜垣間見る実存主義的思想〜
前々から気になっていた君たちはどう生きるか、を本屋で見かけたので購入してみた。
https://www.amazon.co.jp/君たちはどう生きるか-岩波文庫-吉野-源三郎/dp/4003315812
漫画にもなっており宮崎駿が制作している映画の題材にもなっているそうな。ミーハーな私は早速読んでみた。ざっとしたあらすじとしては中学生のコペル君が日常で起きる様々な出来事からこの世界についてまた自己の生き方をおじさんとともに思索していくというものになっている。
一番感じたのは中学生の頃にこうゆう類の書物に出会っていたかったということだ。コペル君と同い年くらいの頃は何をしていただろう?多分、部活に明け暮れていてこの世界全体など自分に関係のないどこか他人事のように感じていた。特に考え事などしなかったし今が楽しければいいやということくらいに思っていた。ほんと餓鬼だった…世界の中心は自分でありコペルニクス的ではなかった。私も、もっと早くこのような書籍に出会い、実存主義的な考えに触れたかった。まぁ、後悔してもしょうがない。今は今でそれなりに満足している。
今の私が読んだ感想としてはまぁ、そうですよね〜くらいなものだ。
自分に仮に子供ができたとしたら中学生くらいの時に是非読んでもらいたい。